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ネルソン伯爵


(ネルソン子爵から転送)


ネルソン伯爵英語: Earl Nelson)は、連合王国貴族伯爵位。

ネルソン伯爵

紋章記述

Arms:Or a Cross Patonce Sable surmounted by a Bend Gules, thereon another Bend engrailed of the field, charged with three Hand Grenades of the second, fired proper; a Chief of Augmentation wavy Argent, thereon Waves of the Sea, from which issuant in the centre a Palm Tree, between a disabled Ship on the dexter and a Battery in ruins on the sinister, all proper Crests:1st: Over a Naval Crown Or, the Chelenk or Diamond Plume of Triumph, presented to Admiral the Viscount Nelson by the Grand Signor, Sultan Selim III; 2nd: the Stern of the San Joseph, Spanish Man-of-war, floating in Waves of the Sea proper Supporters:On the dexter side a Sailor habited and armed with a Cutlass, with a Pair of Pistols in his belt proper, his right hand supporting a Pike also proper, thereon hoisted a Commodore's Flag Gules, and his left holding a Palm Branch, and on the sinister a Lion reguardant in his mouth two Broken Staffs, and flowing from the one the Spanish, and from the other the French Ensigns, and in the dexter forepaw a Palm Branch, all proper
創設時期1811年10月5日
創設者ジョージ3世
貴族連合王国貴族
初代初代伯ウィリアム・ネルソン英語版
現所有者10代伯サイモン・ネルソン英語版
相続資格本文を参照。
付随称号マートン子爵
ネルソン男爵
現況存続
モットーPalmam Qui Meruit Ferat(Let him wear the palm who has deserved it)

フランス革命戦争ナポレオン戦争で活躍した海軍軍人ホレーショ・ネルソンが叙されたネルソン男爵位を前身とし、その兄で第2代ネルソン男爵を継承したウィリアム・ネルソン英語版1805年に叙されたのに始まる。

目次


歴史

初代ネルソン子爵・ネルソン男爵ホレーショ・ネルソン白色艦隊中将英語版

海軍軍人ホレーショ・ネルソン白色艦隊中将英語版(1758–1805)は、1798年アブキール湾の海戦に勝利してナポレオンエジプト遠征に打撃を与えた功績で[1]、同年10月にグレートブリテン貴族爵位ナイルおよびノーフォーク州におけるバーナム・ソープのネルソン男爵(Baron Nelson, of the Nile, and of Burnham Thorpe in the County of Norfolk)に叙された[2]。また同年シチリア王国ナポリ王国(後の両シチリア王国)からブロンテ公爵位イタリア語版(Duca di Bronté)を与えられた[3]

ついで1801年4月2日コペンハーゲンの海戦でデンマーク艦隊を壊滅させた功績で[1]、同年5月22日連合王国貴族爵位ナイルおよびノーフォーク州におけるバーナム・ソープのネルソン子爵(Viscount Nelson, of the Nile, and of Burnham Thorpe in the County of Norfolk)に叙された。また男子がないことを考慮され、同年8月18日には彼の男系男子についで彼の父と彼の姉妹スザンナとキャサリンへの特別継承を認めた連合王国貴族爵位ナイルおよびノーフォーク州におけるヒルバラのネルソン男爵(Baron Nelson, of the Nile and of Hillborough in the County of Norfolk)に叙された[3]

ホレーショは1805年10月のトラファルガー海戦でフランス・スペイン連合軍に勝利するも戦死した[1]。男子のないままの戦死だったため、ネルソン子爵とナイル=バーナム・ソープのネルソン男爵位は廃絶し、両シチリア王国の爵位ブロンテ公爵と特別継承規定があるナイルおよびヒルバラのネルソン男爵位のみホレーショの兄で国教会牧師のウィリアム・ネルソン英語版(1757–1835)に継承された[4]。さらにウィリアムは同年11月20日に連合王国貴族爵位トラファルガーおよびマートンのネルソン伯爵(Earl Nelson, of Trafalgar and Merton)とサリー州におけるトラファルガー=マートンのマートン子爵(Viscount Merton, of Trafalgar and of Merton in the County of Surrey)に叙された。この両爵位は自身の男系男子に次いで姉妹のスザンナとキャサリンへの特別継承を認める規定が付けられていた[4][5]

男子のないウィリアムの死後、ブロンテ公爵位はウィリアムの娘シャーロット英語版(1787–1873)に継承された。一方ネルソン伯爵、マートン子爵、ナイル=ヒルバラのネルソン男爵位は姉スザンナ(1755–1813)とトマス・ボルトン(1752–1834)の間の長男であるトマス・ネルソン(1786–1835)に継承された[5][6]

以降2016年現在に至るまで彼の男系男子によって継承されている。2016年現在の当主は10代ネルソン伯爵サイモン・ネルソン(1971-)である[5][7]

一族と爵位にかかるモットーは、『相応しき者に椰子を与えよ(Palmam Qui Meruit Ferat)』。この場合の椰子は勝利の象徴を意味している[5]


現当主の保有爵位

現当主サイモン・ネルソンは以下の爵位を保有している[5][7]

  • トラファルガーおよびマートンの第10代ネルソン伯爵 (10th Earl Nelson, of Trafalgar and Merton)
    (1805年11月20日勅許状による連合王国貴族爵位)
  • トラファルガーおよびサリー州におけるマートンの第10代マートン子爵 (10th Viscount Merton, of Trafalgar and of Merton in the County of Surrey)
    (1805年11月20日の勅許状による連合王国貴族爵位) ※法定推定相続人儀礼称号
  • ナイルおよびノーフォーク州におけるヒルバラの第11代ネルソン男爵 (11th Baron Nelson, of the Nile and of Hilborough in the County of Norfolk)
    (1801年8月18日の勅許状による連合王国貴族爵位)

歴代当主一覧

ネルソン子爵 (1801年)

ネルソン男爵 (1801年)

  • 初代ネルソン男爵ホレーショ・ネルソン (1758–1805) 初代ネルソン子爵
  • 2代ネルソン男爵ウィリアム・ネルソン英語版 (1757–1835)
    • 1805年にネルソン伯爵に叙される

ネルソン伯爵 (1805年)

  • 初代ネルソン伯爵ウィリアム・ネルソン英語版 (1757–1835)
  • 2代ネルソン伯爵トマス・ネルソン (1786–1835)
  • 3代ネルソン伯爵ホレーショ・ネルソン英語版 (1823–1913)
  • 4代ネルソン伯爵トマス・ホレーショ・ネルソン (1857–1947)
  • 5代ネルソン伯爵エドワード・エイガー・ホレーショ・ネルソン (1860–1951)
  • 6代ネルソン伯爵アルバート・フランシス・ジョゼフ・ホレーショ・ネルソン (1890–1957)
  • 7代ネルソン伯爵ヘンリー・エドワード・ジョゼフ・ホレーショ・ネルソン (1894–1972)
  • 8代ネルソン伯爵ジョージ・ジョゼフ・ホレーショ・ネルソン (1905–1981)
  • 9代ネルソン伯爵ピーター・ジョン・ホレーショ・ネルソン英語版 (1941–2009)
  • 10代ネルソン伯爵サイモン・ジョン・ホレーショ・ネルソン (1971-)
    • 法定推定相続人は現当主の息子マートン子爵(儀礼称号)トマス・ジョン・ホレーショ・ネルソン (2010-)

家系図


関連項目


出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 松村赳 & 富田虎男 2000, p. 509.
  2. ^ "No. 15067" . The London Gazette (英語). 6 October 1798. p. 931. 2008年7月12日閲覧。
  3. ^ a b Lundy, Darryl. “Admiral Horatio Nelson, 1st and last Viscount Nelson of the Nile and Burnham Thorpe ” (英語). thepeerage.com . 2016年5月5日閲覧。
  4. ^ a b Lundy, Darryl. “Reverend William Nelson, 1st Earl Nelson of Trafalgar and of Merton ” (英語). thepeerage.com . 2016年5月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e Heraldic Media Limited. “Nelson, Earl (UK, 1805) ” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage . 2016年5月11日閲覧。
  6. ^ Lundy, Darryl. “Thomas Nelson, 2nd Earl Nelson of Trafalgar and of Merton ” (英語). thepeerage.com . 2016年5月11日閲覧。
  7. ^ a b Lundy, Darryl. “Simon John Horatio Nelson, 10th Earl Nelson of Trafalgar and of Merton ” (英語). thepeerage.com . 2016年5月11日閲覧。

参考文献





ソース


情報の状況: 21.07.2021 02:18:55 CEST

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